アメリカ大豆の魅力
U.S. Soy Advantages
大豆ミール(飼料用大豆)
U.S.Soybeans for feed
さまざまな用途で活用されるアメリカ大豆の魅力をジャンルごとにご紹介します。
アメリカ産大豆ミールの
栄養プロファイル
資料No | 内容について About Contents on Soybean Meal |
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1 | 大豆ミールの安定性 |
2 | 大豆の損傷 |
3 | 大豆の水分量 |
4 | 大豆ミールの加工条件 |
5 | 大豆ミールの加工条件指標 |
6 | アメリカ産大豆ミールが家禽と豚の消化を促進 |
7 | アメリカ産大豆ミールが豚の消化を促進(ブラジル産大豆ミールとの比較) |
8 | アメリカ産大豆ミールが家禽の消化を促進(ブラジル産大豆ミールとの比較) |
9 | 大豆ミールが豚と家禽の消化を促進(アルゼンチン産大豆ミールとの比較) |
10 | アメリカ産大豆ミールのエネルギー価( アルゼンチン産大豆ミール、ブラジル産大豆ミールとの比較) |
11 | 大豆ミールに含まれるスクロースがエネルギー量の増加に貢献 |
12 | アメリカ産大豆ミールの品質の優位性 |
大豆ミール(飼料用大豆)の概要
大豆から大豆油を抽出したあとの製品は大豆ミール(大豆粕)と呼ばれています。大豆ミールはタンパク質が豊富で加工食品や豚、鶏等の家畜飼料の原料として幅広く使用されています。大豆は油分が約20%あり、油を搾油した残りのミールは、主に飼料用に利用されます。食品原料として植物たんぱくや醤油の原料としても使用されています。ミールの生産量は、大豆では総重量の約75-77%となります。従来は、大量に生産される大豆ミールの需要が大豆搾油量の増減要因でしたが、最近は大豆油の需要も搾油量を決める大きな要因となっています。
家畜飼料としては、高タンパクであることから肥育を早める効果があり、家畜を早く肥育し出荷する場合や飼料コストにこだわらない場合などに、配合飼料として大豆ミールを使用する傾向が高くなります。2022-23年度の世界全体の大豆ミール生産量は、2億4646万トンです。
世界2位の大豆生産国である米国は、大豆ミール生産国としても大きなシェアを持ち中国に次ぐ14.1%を占めており、消費は世界の18%をしめています。日本の大豆ミールの用途別では鶏が6割、豚が2割、牛の飼料が1割となっています。
日本国内の大豆ミール供給量
日本では、大豆ミールは配合飼料としてはトウモロコシに次いで多く、その割合はミール価格によって変動がありますが、近年は約13%近くで推移しており、鶏卵用、養鶏用、養豚用に使用され鶏・豚むけ用が8割となっています。動物飼料以外にも、植物たんぱくや醤油の原料としてもはば広く使用されており、全需要は350-360万トンありますが、国内生産に加え、輸入ものも多く、最近はその比率は、ほぼ拮抗しています。